国際協力機構(JICA)では、毎年、国際協力事業を通じて開発途上国の人材育成や社会発展に多大な貢献をした個人・団体に対し、その功績を讃えて、表彰していますが、今年度のJICA理事長賞に、小磯代表理事が選ばれました。

北海道開発庁(現国土交通省)在籍時代に、初代の国際室長に就任し、国際室では、JICA 北海道と連携して、北海道が強みを有する地域開発をテーマとした各種研修コースを運営し、講師としても多くのJICA研修員(開発途上国の行政官等)に北海道における開拓、開発政策の経験を伝えてきたこと、また退官後は研究者としてJICA の要請を受け、ウズベキスタンやキルギスなどの独立間もない中央アジア諸国などで地域開発政策に関する専門家として日本の経験(地域総合開発計画の策定や一村一品アプローチなど)を伝える知的支援活動を行ったことや、地域開発をテーマとしたJICA 研修のコースリーダーとしても国際協力に貢献したことが評価されました。

10月15日にオンラインで開催された表彰式の様子