釧路市センチュリーキャッスルホテルで、「釧路市中小企業基本条例」制定10周年記念セミナーが開催され、小磯代表理事が「人口減少時代の地域経済戦略」と題して記念講演を行いました。このセミナーは、一般社団法人北海道中小企業家同好会 くしろ支部の主催。
小磯代表理事は、第二部のパネルディスカッションにも参加。釧路新聞社の星匠社長がコーディネーターを務め、蝦名大也市長、(株)オイコスの森川浩一社長、釧路市ビジネスサポートセンター(k-Biz)の澄川誠治センター長とともに、釧路市で中小企業基本条例が制定されてからの10年を振り返りました。
2009年4月に施行された「釧路市中小企業基本条例」は、基本理念の中に「産消協働」の考え方を取り入れています。「産消協働」とは、「域内連携」を高めて地域の経済力を高めていこうという運動です。釧路市では、中小企業者が産消協働の理念に基づいて経済活動を地域ぐるみで強めて、そこから地域経済の活性化を図っていこうと取り組んできました。
さらに2018年8月には釧路市ビジネスサポートセンター(k-Biz)がオープン。釧路のあらゆる業種の中小企業、個人事業主、創業希望者を応援する無料の相談所として、地域の皆さんのチャレンジを支援しています。このようなセンターのオープンは道内初。
次の10年に向けて、力強い地域経済を創り出していく思いを企業家の皆さんとともに共有しました。